はじめに
こんにちは、婚活アドバイザーの岩熊権造です。
私のところに相談に来られる女性はほとんど35歳以上です。
巷では「35歳過ぎたら婚活は厳しい」 という声があるようですが、ツボをきちんと押さえればいくつになっても結婚できないということはあり ません。
ただ、 35歳以上で婚活が長引くという女性には一定の特徴があるのです 。
今日はそうした女性の特徴をタイプ別にご紹介し ましょう。
今日はそうした女性の特徴をタイプ別にご紹介し
ノーアップデートタイプ
頭の中が二十歳のまんまで年齢を重ねてきた人たちです。
口ぐせは「婚活のデート相手の話に興味が持てない、面白くない。 」
ありきたりな価値観の持ち主で権威に弱く、 大企業勤めの男性が大好き。
海外旅行も大好き。ブランドも大好き。
海外旅行も大好き。ブランドも大好き。
したがってバブル世代でもないのにバブルのノリが大好きです。バブル期から価値観がほとんどアップデートされていないと言っても過言ではないでしょう。
このタイプの女性は、学歴が低いかというと必ずしもそうではなく有名大学の出身だったりすることもしばしばあります。
そもそも「有名大学を出た=頭がいい」 という権威主義に陥っているから自分の頭の中がアップデートされてないことに気づかないのです。
外見は美人であることが多いですが、頭の中身が二十歳なので、 後から後からどんどん強力なライバルが出現して、 そのままでは明らかに尻すぼみです。
そんなあなたはいわゆる「ハイスペック男」にヤリ捨てされたり、セカンドにされたりしがちでしょう。
ハイスペック男たちからは「おバカ」 だと思われていることでしょうが、自分ではなかなかそこに気付きません。
あなたは婚活をしていても無意識のうちに「この男はどれだけ私を楽しませてくれるの?」 というスタンスで男性を見ています。
そして、あなたの興味や話題は「どれだけ高い権威を自分に与えてくれるか」 というところに集中しており、自分で何かを判断することがほとんどできません。
例えば食事については、食べログで高得点でそれなりの見栄えと格式がある店に連れて行ってもらえればそれで満足で、 実際に出てきた食事が美味いのか不味いのか、 得点を見なければ判断できないのです。
デート相手の男性たちにはもう、 その痛々しいばかりのおバカっぷりがバレバレです。
あなたがもし、 35歳を過ぎてもなおこんな生き方をしてきたなら、 もういっそこのままおバカのまんまで行きましょう。
美人なあなたには一応、 男性たちからのオファーの数だけはあるはず。
その中から女神扱いして丁重にあなたの意思を尊重してくれる男性 を選べば、キラキラハイスペック男のセカンドにはされなくなります。
「仕事が忙しい」 と言って態度をのらりくらりさせる男性は一切無視し、あなたの招集命令に一直線に飛んでくるような男性とデートしまし ょう。
多少ダサい男でも、 そちらを選んだ方が結婚にはうんと近づきます。
一応クギを刺しておきますが、本当にできる男はあなたのようなおバカは選びません。
女神扱いしてくれる男を選ぶのがおバカなあなた自身を活かす道で す。
女神扱いしてくれる男を選ぶのがおバカなあなた自身を活かす道で
卑屈いじけ虫タイプ
容姿に自信が持てない人や、 親から罵倒されて成長した人に多いです。
「どうせわたしなんか…」とか「 そんなことして何の意味があるの?」が口癖。やることなすこと全体的に後ろ向きで批判的。
実力以上に自分を大きく見せようとする尊大な人を蛇蝎のように毛 嫌いする傾向がありますが、何を隠そう、実はそういう人はあなたの同類です。
どちらも自信がなくて、自分を客観視できず、 いつも他人の評価に脅えているという点では全く同じです。大差ありません。
「私は自分に対して謙虚なだけ。自信過剰な人よりましでしょ?」と思うかもしれませんが、それは謙虚なのではなくて、 現実を直視することから逃げているだけです。
他人はあなたにいちいち低評価をつけるほどには興味をもっていな いということを知りましょう。
己を客観視できないあなたは、他人を見る目もくもりがちです。誰かを崇拝して絶対視したり、 誰かを実態以上に貶めたりしていることでしょう。
でも、 どんな人だって良いところもあれば悪いところも持っているもので す。
しかも、良いところと悪いところが不可分なセットになっていて、 どちらかを無くせばもう片方も無くなってしまうような状態になっていること がほとんどです。
それが人間です。
あなたの欠点の数だけ不可分なセットになっている長所もまた存在 します。
だから、もし他人が褒めてくれることがあったら素直に「 ありがとう」と言って、いちいち「私は違います」と抵抗するのをやめましょう。
そして、絶対的に神聖視し崇拝すべき人もいなければ、絶対的にあなたの敵になるような人もいないというつもりで生きて みましょう。
他人のことを客観視できるようになれば、 あなたも自分自身にどうやら見どころが一杯あるようだと気づくことが出来ます。
どんな物事に対しても、「世の中の7~ 8割の人はこう考えているようだ」というツボを押さえましょう。
卑屈が少し良くなれば、お相手も自ずと見つかりやすくなります。
なにしろ、卑屈な女性は男性からのアプローチが「ない」 のではなく、「気づかない」ことがほとんどなのですから。
ガチガチ遵法タイプ
「○○すべきだ」が口癖で、 職場でも婚活でも他人に不満たらたら。
他人の行動がいちいち非効率だったり、 間違っていたりするようにみえ、ついついイライラしてしまう。
そんなあなたは信念(自分ルール)の塊です。
自分だけの「○○すべき」 というルールが多すぎて誰もあなたについて来ません。
しかも、その自覚がないことが多く、 みんながこのルールを守って生きて行くべきだと頑なに信じています。
でも、他人の目線から見たあなたは、自分で思っているほど職場で役に立つ人材ではないし、自分で思っているほど善人でもありません。
上司からはきっと小うるさくて面倒な人だと思われていることでし ょう。
そして婚活では「こんな男、自分には釣り合わない!」とたくさんの男性を袖にしてきたかもしれませんが、周りの人には「お似合いだと思うけどなぁ。」と思われていることでしょう。
悪く言ってしまえば世間が狭い、井の中の蛙です。
でも、 良く言えば人並み以上にやる気とバイタリティのある人です。頭がよく、几帳面な面もあるでしょう。
そのやる気とバイタリティと几帳面さを活かして、少し他人の面倒を見たり、 人を育てることに目を向けてみましょう。
その時は自分の信念で他人の良し悪しをジャッジするのを辞めて、なぜその人がその状況に陥っているのかを丁寧に観察しましょう。
どんな人にもその人がその状況に置かれるだけの理由と歴史があるのです。
他人が細かく見えてくるほどに、 自分のことも段々とよくわかるようになります。
そうやって他人が見えてくると、 人は本当に多種多様で色々違う生き方をしているということが分かってきます。
そうして自分が他人の中でどんな位置づけにいるのかが段々分かっ てきたら、元々持っているあなたの頭の良さが活かされてきます。
そうすると職場で評価されるようになるし、また、あなたのことを素敵だと思う男性が増えることでしょう。
そして、 あなたも多くの人の良さを見つけることが出来るようになるでしょ う。
時々あなたのことを「すごい人だ」と信じて崇拝してくる男性が現れるかも知れません。 そういう人からのオファーには極力乗ると良いでしょう。
彼を頼りなく思うかも知れませんが、 どこか底意地の悪いところがあるあなたが君臨するには良い相手です。
ガッチリつかんで離さないようにしましょう。
闇の住人タイプ
不愛想で、とっつきずらくて、誰からも敬遠されがちなあなた。
「何考えているか、よくわかんない」と言われがちなあなた。
そんな自分をわかっているけどどうしようもないと思っているあな た。
本当は他人とまじわって仲良く生きて行きたいのに、どうしても素直に「仲間に入れて」と言えないんですよね。
そして一人の世界に閉じこもって心中ブツブツと文句を言っている 。まるで、「ちびまるこちゃん」の野口さんみたいな人です。
そんなあなたは、自分のようにひねくれて、 いびつで闇を抱えた男性を探しましょう。
「えー、そんなのヤダ!」と思うかもしれませんね。確かに、 純粋で屈託のない気のいい男性はあなたにはまぶしく見えるでしょ う。
だけどそんな男性と付き合えば付き合うほどに、 そして彼が良い人であればあるほどにあなたは自己嫌悪に陥って逃げ出したくなってしまうのがオチです 。
夫婦はどこのカップルも割れ鍋に綴じ蓋。
いびつなあなたにピッタリな、いびつな男性を探しましょう。
とっつきずらくて理解不能なはずのあなたを認め、 一生懸命に理解したがる男性がいたらその人を逃してはなりません。
彼こそが闇を抱えた、いびつな男性です。
「意外とよく笑うんですね。」
「よく他人を観察してるんですね!」
「○○に詳しいんですね。」
「今日の服、かわいいですね。」
めったに褒められることのないあなたをよく観察し、 褒めてくれる人がいたら、ヘンに裏読みせず、素直にその言葉を受け取りましょう。そして口に出してみましょう。
「ありがとう」と。
誰かと心を通わせることができたら、 案外あなたも自分は良い所だらけの人なんだと気づくことが出来ます。
そしてあなたが誰からも褒められることがなかったのはあなたに良 いところが一つもないからではなくて、 単に人との交流を拒否していたからなんだと気づくことが出来ます。
のんびり地蔵タイプ
のんびりやで、独りでぼんやりとしているのが好き。
人と関わるのが苦手で、 なるべく当たり障りのない会話に終始する。
宴会の時にはすみっこを狙って着席。
居心地の良い独身生活を手放すのは惜しいなー、このままずっといるのもいいかなー、なんて思いつつ、でも今の生活をあと何十年も繰り返すのは退屈すぎる、 と考えている人。
そんなあなたはこれまで生きていて、 ほとんど何かの役割を背負ってこなかった人でしょう。
きょうだいがいる場合は第一子ではないことが多いです。
女子会や忘年会の幹事をすすんで引き受けたり、 後輩の面倒を見たり、誰かのお世話をしたりすることから逃げ続けてきたか、あるいは誰からもアテにされなかったか、 どちらかでしょう。
ハッキリ言って、 こういう生き様をする人は結婚のチャンスは少ないです。でも、ノーチャンスではありません。
少ないチャンスをしっかりとつかまえるこころがまえを普段からしておくとよいでしょう。
本気で結婚をしたいなら熱心に真摯な態度で交際を求められた時に、 断らないのが吉です。
このタイプは覇気も気働きもない代わりに可愛げがあって心が穏やかで安定した人が多いので、その安定感のある可愛げが自分の持ち味だと自覚しましょう。
結婚生活は今まで何にも背負ってこなかったあなたに、新たな役割を与えてくれます。
いざ結婚できたら、今度こそ役割から逃げずにしっかりと全うしましょう。
そこから逃げるとあなたは自分のアイデンティティを見失うことに なります。
万能器用タイプ
このタイプは例外的な存在です。
手先が器用で生活力があって、多趣味で独りで生きて行く自信も責任感も持ち合わせて自然に素直に生きている女性。
なかなか結婚しないか、 あるいは結婚しても短い結婚生活ののち離婚して独身を満喫することが多いです。
女性は独力で生きる力が強すぎると配偶者を必要としなくなるよう です。女優の工藤夕貴さんや宮崎美子さんはこのタイプですかね。
そんなあなたはたとえ独身生活が長かろうと、離婚しようと世間の評判などあまり気にしないことです。
素直で自然体でさわやかな自信に満ちたあなたにはどこ吹く風でし ょうが。
その道のりに男性がいることもあれば、いないこともあるでしょう。あなたにとって男性は一過性の存在であっていいのです。
どうぞどこまでも、あなたらしい生き様でいてください。
ただし。
これを読んでいる自然体ならざるあなた。
耳ざわりが良いからと言って、自分を勝手にこのタイプだと考えないように。
ハッキリ言ってこういう人は滅多にいませんからね(笑)。
まとめ
以上のように、 35歳以上の婚活が長引く女性の特徴を並べてみました。
35歳以上の婚活で肝心なところは、 知性をアップデートさせることです。
小娘たちに負けない、 大人の知性を身につけなければ年を重ねた意味がありません。
大人の知性とは、他人のことがよく見えることです。かつ、その結果として自分自身のことがよく見えることです。
そうやって他人を理解し、自分を受け入れてあげることができたなら、結婚相手を見つけることは何歳であろうとそう難しいことではないのです。
婚活に苦戦することとは、すなわち自分自身をよく知らないから起こることなのです。
どうぞよく他人を知り、 自分自身を知ることで良い結婚につなげてください。
こんばんは。
長引いています。その通りです。的を射ています。グサグサ刺さります。
コメントありがとうございます。
きたいさんはのんびり地蔵タイプですかねー。
可愛げのあるマスコットとして生きていいと思いますよ。
いくつになっても。
私は、ノーアップデート型かなぁと思い当たる所が。。。
アップデートしたいです。
記事ではアップデートしなくていいよ、と勧めましたが、どうしてもアップデートしたい方は自分が何に固執しているのかをいくつでも書き出してみるといいでしょう。探し見るとたくさんあるはずです。思い込みから解放されるための第一歩が「思い込んでいただけだった」と気づくことです。
男性からのアプローチはそこそこあるのに、好きな人ができない私は何タイプなのでしょうか…。
理想のタイプ?もよくわかりません。
35歳にはまだ達してませんがアラサーです。
ご質問、ありがとうございます。
ズバリ「ガチガチ遵法タイプ」の資質を十分にお持ちの方ではないかとお見受けします。
のんびり地蔵や闇の住人だったらこのコメント欄で質問をしようとは考えませんし、ノーアップデートなら男性の好みははっきりしています。
また、いじけ虫ならもう少し婉曲な質問が来ますが、うえださんのご質問内容は自分の正しさを疑っていない人のものです。
さらに「この短い文から判断せよ」という無茶ぶり(笑)を考え併せても「ガチガチ遵法タイプ」が最もしっくりくるようです。
お返事ありがとうございます!
当たっていると思います!!
結構自己中なところがあるかもなんですが、そこが良い!と言ってベタ惚れしてくる人もたまにいるので、その点でもまったく当たっています。(しかし好きにはなれない(笑))