婚活ライター・ラーテルKEIです。
いきなり自己紹介ですが、私は昨年末に婚活アドバイザー・岩熊権造さんの婚活コンサルを受け、コンサル期間(3ヶ月)の間にネット婚活を通じ、なんとかお相手を見つけて現在婚約中です。
停滞しまくっていた私の婚活を、結婚まで導いてくださった岩熊さんですが、これまでも〝アラフォー女性〟を続々と結婚させているそうなんです!今回はその秘訣を伺うべく、ラーテルKEI、誰にも頼まれていないのに、お話を伺ってきました!!
目次
1. 結婚できるアラフォー婚活女性はどんな人?
1-1 鍵は〝なんとなく〟の人生から抜け出せるかどうか!



さて今回は、私のようなアラフォー女性を続々と結婚させている岩熊さんに、その秘訣を伺いたいと思います。まず、これは実体験からも感じることなのですが、アラフォー婚活はなかなか厳しい闘いを強いられると思います。
国勢調査によると、2000年調査時、35歳~39歳の未婚女性が13.9%いたのに対し、その10年後の調査では、45~49歳の未婚女性が12.6%だったそうです。
これを単純比較すれば、「アラフォー女性はたった1.3%しか結婚できていなかった」という恐ろしいデータになります…。ただ国勢調査は追跡調査でないことや、〝結婚したくない人〟も含む母数であること等から、一概に「1%結婚率」の数字を信じてはいけないような気がします。
実際に、あるシンクタンクによる「婚活サイト等、婚活サービスを継続的に利用して(ある程度)婚活を頑張った40代の女性を対象にした調査」では、実に23.5%が婚活に成功して婚約したというデータもあるようです。

ところで、岩熊さんのところへいらっしゃるご相談者のうち、アラフォー女性はざっくりどれ位いらっしゃる感じでしょうか?















なんとなく婚活してた、なんとなく生きてたみたいな。
そこで私から「なぜそれをしたいんですか?」とコンサルでいちいち問われて、問われたら考えなきゃいけないんですよ。それが大きかったと思うんです。






だってその人は何かを話そうとして、話す時に頭の中をまとめようとしているから。






そうすると人の頭は一段抽象化されるわけです。端的に言えば〝一段、頭が良くなる〟わけですよ。そこにこそ意味があるんです。


私は婚活面談の時にアンケートを書いてもらうんですけど、文章が長すぎる時は「長いんで、3行でまとめてください」って返しますね(笑)。


そうするとその人にとっての〝問題点〟が明らかになるわけです。
1-2 悩みが解決するとは、原因の〝消失〟ではなく〝調和〟

消失するケースもあるんですけど、それよりは、そこを問題視していた当人が〝どーでもよくなった〟と感じることの方が大事ですね。




でも人間そんな簡単に消えないじゃないですか。
でも、何か心の変化があって、そのブツブツ言ってたオヤジのことがまるで気にならなくなったし、そのブツブツがそもそも耳に入らなくなったと。
これが〝どーでもよくなった〟状態で、そうなることの方が大事なんです。なぜならその方が〝調和〟しているから。









今の例え話から派生するのですが、私の友人からも、「日本の婚活、息苦しい!」とか「男ってなんなの!?」みたいな婚活関連の強い怒(いか)りの声を聞くのですが、怒る気持ちは勿論わかるんですけど、うまく言えないですけど、怒っているうちはそこで終わっちゃうような気がするんですよ。


そういう婚活や男性に対する怒りを、岩熊さんにぶつけてくるご相談者も多いんじゃないでしょうか。



実際は違うんですけどね。あとは昔より今の方が〝余裕〟があるんだと思いますよ。


2. アラフォー婚活のつまずきの原因はどこ?
2-1 出会う前につまずくアラフォー婚活:ケース1

今ここでは「彼から結婚というワードが引き出せない」等、すでにお付き合いしている人がいるケースはレベルの高い悩みとして、ここでは一旦除外しまして(笑)。
それ以前の〝出会う前のつまずき〟に関する2つのパターンに対し、それぞれアドバイスをお願いします。


これは行動力のある人のケースです。
またそれ以前に「(オファーを)打っても打っても出会えない」パターンもここに入ると思います。
パワーはあるけど、男性との関係が一向に発展しない人たちです。


それで仕方なく、会いたいと言ってくれた男性20人くらいには一度お会いしたという感じです。
実際会ってみても、「やっぱり会いたい人じゃなかった」みたいな感じです。

もっとわかりやすく言うと、〝何が求められているのか〟が分かってないんだと思うんです。


例えば私が「16歳の女子高生と付き合いたい!」といくら声高に言ったところで、女子高生は来ないじゃないですか(笑)。


で、その時、私がオヤジ好きの女子高生に響くだけの〝言葉〟を持っていればいいんですよ。



私のその友人に関して言えば、すごくビジュアル重視なので、男性の内面がどうのというのは、もしかしてあんまり考えていない可能性はありますね。

でも、例えばビジュアルを重視している男性の、状況とか求めるものとか嗜好するものが、彼女には全く見えてない可能性はありますよね。


その男性像によって求められるものも違ってくるはずなんですよ。


細分化してみることが大事だと思いますね。「これがビジュアル重視なの!」と彼女は思っているかもしれませんけど、もしかしてそれは違うかもしれませんしね。

※3割3割の法則とは
ネット婚活において、「オファーを出した人のうち、返事が返ってくるのがせいぜい3割、返事が来た人のうち、デートにまでつながっていく人がせいぜい3割」という、岩熊氏が平均値に基づき導き出した法則。岩熊氏の3ヶ月コンサルでは、期間内で結果を出すために、少なくとも「月4人」の男性とデートすることを推奨しているが、そのためには、3割3割の法則に従うと、「最低でも月に45人」に自分からオファーを出す計算になる。

別の表現をすれば、〝大量行動したからといって出会えるわけではない〟ということになるのでしょうか。

それをしなかったらいくら活動しても無理ですよって話です。

ここでは活動量より〝ターゲットに響くプロフィールを書く〟ことの方がむしろ重要ってことですか。

大量行動のみでOKという解釈は、〝都合のいいところだけつまんじゃった〟感じですね。
2-2 出会う前につまずくアラフォー婚活:ケース2

私はこれを〝婚活イヤイヤ期〟と勝手に呼んでいるのですが、これにハマってしまうと、〝結婚を望んでいるのに体が動かない〟という状況が続き、本人がとてももどかしくて苦しいんです。
私もこの時期が長く、辛かったです。
このタイプの人にはどういったアドバイスをされますか?


「こんな生けすで釣りしたところで、結婚したい人に出会えるわけないだろ!」みたいな気持ちがあって、その気持ちが捨てられない限り、本当の意味で体が動かなかった気がします。
そういう悩みは〝あるある〟なんじゃないかと思うんですけど…。








もしそうなら、「知り合いの中から結婚相手を探す」という次のステップに進める、というアドバイスですか?








でもそんなの最もないですよね、ネット婚活なんて。





その幻想が崩れていく瞬間を見ると、いい時代だなと思いますけど。






2-3 婚活イヤイヤ期に潜む〝運命論〟





こういう人たちに対しては、どんな風に感じますか?

運命を信じたくて、運命と心中したいのであれば、それが正しかったのかどうかを一生涯かけて証明したらいいんじゃないかなと思います。
その結果、誰とも出会えずに遂に死んでしまったということになっても、それは運命論と心中したということだから、結構な人生じゃないですかね。

でもそういう「運命の人がいると信じたいんです」みたいなご相談はありませんか?

だって「運命の人がいる」って言ってるんだから、相談する意味がないでしょう(笑)。




信じ込めなくなってるから他人にあーだこーだ言うわけじゃないですか。
信じ込んでる人ってもっと自信満々ですよ。「大丈夫大丈夫!私には運命の人いるから!」って(笑)。





3. アラフォーならではの悩み。そして、目指すべき〝結婚〟を考える
3-1 アラフォーならではの〝年齢の壁〟



変えられないものを〝ネック〟に感じている人、「もう私こんな歳だから…」と思っている人に対して、岩熊さんなら何て声をかけますか?

…なんで私が声をかけなきゃいけないんだと思いますけどね(笑)。


「私、年齢が壁になってると思うんです」で終わりにする人には、「ふ~ん、そうですか」としか答えません。


自ら招いていることですよ。


今まで順調に記録を伸ばしてた人も、100kg近くなるとバーベルが上がらなくなる。
でもアメリカ人にはその壁がないらしいんですよ。


100kgをポンド法に直すと、何の意味もない、キリの悪い数字になるからです。


代わりにキリのいい数字の〝○○ポンドの壁〟ってのはあるらしくて(笑)。


「私40だからもう無理」っていうのは、その思い込みを自分によって強化していることになるんですよ。




3-2 〝フツー〟が手に入らない恐怖

〝フツー〟というのは何かと言うと、〝結婚して、子供をもって、なんとなく4人位の家族を作る〟みたいなイメージのことですが、アラフォー、特に40代の独身女性には、〝フツー〟がない人生がだんだん現実味を帯びてくるんです。
「あ…私には〝フツー〟がもう手に入らないのかもしれない」と思った時に襲ってくる〝恐怖〟。
そこはかなり深い悩みだと思うんです。
そういうことに苦しんでいる女性に対しては、どう思われますか?







「お給料が上がらない、苦しい苦しい」って言ってますけど、それも〝フツー〟のことじゃないですか。












じゃあ、〝フツー〟っていうものが、全体の7割を指すとして、10項目全てフツーじゃなきゃいけないとしたら、確率何%になると思いますか?0.7を10乗してみてください。




3-3 アラフォー女性の目指すべき結婚は?



…だってよく〝補完関係が大切〟っておっしゃってるじゃないですか…。

お薬ってどういう状況で出すかといったら、〝症状をみて〟この薬を出そうかな、と決めるわけです。


だから「補完関係になれるお相手を探せ」というのも、絶対的な金言みたいに扱わない方がいいと思います。むしろ害にすらなると思いますよ。

例えば〝恋愛至上主義〟の女性で、心トキメク男性じゃないと付き合えない、でも好きになる男性はいつも補完関係としては良くないみたいな恋愛を繰り返していて、結局結婚できていないケースの場合。
彼女が、「結婚相手は、心トキメかなくても補完関係や相性で選んだ方がいいのかな」と悩んでいたとしたら、「補完関係や相性よりもあなたが心トキメク人を選びなさいよ」というアドバイスになりますか?



で、人間は年を取れば取るほど、トキメかないようになってるわけじゃないですか。だって一度通った道だし。
〝男の子と初めてするデート〟と、〝何十人もの男と付き合って、高級フレンチもさんざん奢ってもらった。そして今日もデートだ〟っていうのでは、〝既視感〟が違うわけじゃないですか。








今、トキメキ至上主義の人の首根っこ掴まえて「そんなことやめなさい」って言うつもりは全くなくて、「どうか絶望してください」って心ひそかに私は思うんです。








(おわり)
いかがでしたか?
終わり方がシュールですが(笑)、岩熊さんをご存知の方もそうでない方も、「なぜ岩熊さんがアラフォー婚活女性を結婚に導けるのか」そのエッセンスがたっぷり伝わる内容だったのではないかと思います。
特に婚活に悩んでいる方、停滞している方にとって、今回のインタビューが、何かを〝変える〟きっかけになっていましたら嬉しいです。
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岩熊さんにお会いしたことがありませんが、シュールなお人柄が良く分かる素敵な記事でした╰(*´︶`*)╯♡
自律コンサルタントって感じで、婚活だけでなく人生に落ち込んでいる人全般に向いてそうな内容のコンサルは一度受けてみたい♪と興味をそそられました。
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管理人