アラフォー女性を続々と結婚させている岩熊権造さんにその秘訣を聞いてみた!

 

婚活ライター・ラーテルKEIです。

いきなり自己紹介ですが、私は昨年末に婚活アドバイザー・岩熊権造さんの婚活コンサルを受け、コンサル期間(3ヶ月)の間にネット婚活を通じ、なんとかお相手を見つけて現在婚約中です。

停滞しまくっていた私の婚活を、結婚まで導いてくださった岩熊さんですが、これまでも〝アラフォー女性〟を続々と結婚させているそうなんです!今回はその秘訣を伺うべく、ラーテルKEI、誰にも頼まれていないのに、お話を伺ってきました!!

1. 結婚できるアラフォー婚活女性はどんな人?

1-1 鍵は〝なんとなく〟の人生から抜け出せるかどうか!

ラーテルKEI
改めまして、コンサルでは本当にお世話になりました!
岩熊
いえ、恐縮です。ご婚約おめでとうございます。
ラーテルKEI
ありがとうございます!

さて今回は、私のようなアラフォー女性を続々と結婚させている岩熊さんに、その秘訣を伺いたいと思います。まず、これは実体験からも感じることなのですが、アラフォー婚活はなかなか厳しい闘いを強いられると思います。

国勢調査によると、2000年調査時、35歳~39歳の未婚女性が13.9%いたのに対し、その10年後の調査では、45~49歳の未婚女性が12.6%だったそうです。

これを単純比較すれば、「アラフォー女性はたった1.3%しか結婚できていなかった」という恐ろしいデータになります…。ただ国勢調査は追跡調査でないことや、〝結婚したくない人〟も含む母数であること等から、一概に「1%結婚率」の数字を信じてはいけないような気がします。

実際に、あるシンクタンクによる「婚活サイト等、婚活サービスを継続的に利用して(ある程度)婚活を頑張った40代の女性を対象にした調査」では、実に23.5%が婚活に成功して婚約したというデータもあるようです。

出典:ネオクラシコ「40代婚活を成功させた人がやったこと-10選」

出典:プレジデントオンライン「1%しか結婚できない! アラフォーキャリアが『出会える』3つの方法」

ラーテルKEI
この「40代女性の4人に1人が婚活に成功した」という数字が多いか少ないか、その感じ方は人それぞれだと思いますが、いずれにしても客観的データとしてはこうなっています。

ところで、岩熊さんのところへいらっしゃるご相談者のうち、アラフォー女性はざっくりどれ位いらっしゃる感じでしょうか?

岩熊
ほとんどアラフォーですよ。35歳~44歳をアラフォーとするなら、8割位でしょうか。
ラーテルKEI
なるほど。その中には40代の方も…。
岩熊
多いですね。相談者さんにはアラフィフの方もいらっしゃいますしね。
ラーテルKEI
そうなんですね。岩熊さんの発信されている内容は、よくある〝婚活ハウツー系〟とは対極にあるような、生き方を問われるというか、結構重いと言うか…とにかくエグられる感じがします…。
岩熊
エグっちゃってましたか(笑)。
ラーテルKEI
はい(汗)。なのでこれに立ち止まって読まれる方は年齢層が高い気がしていました。
岩熊
そうですね。まさにそんな感じだと思いますよ。
ラーテルKEI
ではいきなり核心を突くお話になりますが、そういう岩熊さんのところへご相談に来られるアラフォー女性の中で、どんな方が結婚に繋がっているか、その〝傾向〟などはありますか?
岩熊
自分の立ち位置〟とか〝自分がどういう人間か〟というのを受け入れられた方が結婚に繋がっているケースが多いですね。
ラーテルKEI
なるほど…。それはつまり〝自己分析がちゃんとできるようになった〟ということでしょうか。
岩熊
そうですね。自己分析も一役買っていると思いますね。
ラーテルKEI
2016年の末時点で、岩熊さんの婚活コンサル生が1年半で50人超、そのうち約4割が結婚もしくは婚約中ということでしたよね。さらに岩熊さんのコンサルで成婚された方のうち、半数は〝アラフォー〟ではなく〝40代〟ということで、すごいことだと思うんですけど。
岩熊
そうですね。
ラーテルKEI
その40代の方たちにもきっと何か〝変化〟があったと思うんですよ。
岩熊
そうですね。さきほど言ったような〝自分の立ち位置や自分という人間が受け入れられた〟ということに繋がりますが、それまでその人たちは、〝なんとなく〟やってたんですよ。

なんとなく婚活してた、なんとなく生きてたみたいな。

そこで私から「なぜそれをしたいんですか?」とコンサルでいちいち問われて、問われたら考えなきゃいけないんですよ。それが大きかったと思うんです。

ラーテルKEI
あー、なるほど…。
岩熊
それから、私が何か答えを出すんじゃなくて、〝投げかけること〟に意味があると思ってます。
ラーテルKEI
…私もコンサル中、岩熊さんに常に投げかけられていたのを思い出しました(汗)。
岩熊
(笑)。例えば誰かが相談にいらして、こうこうこんな状況で…と説明されたとして、極端な話、私はその話を聞いてなくたっていいんですよ
ラーテルKEI
!!!
岩熊
なぜいいかというと、私に話そうとすることで、その人の頭はまとまるからです。なんなら、私は寝ててさえいても、その人の役には立ってるはずなんですよ。

だってその人は何かを話そうとして、話す時に頭の中をまとめようとしているから。

ラーテルKEI
笑!
岩熊
それから私は、あんまり質問が長くなると聞かないクセがあるので、聞かなくなった時に「まとめるとどういう質問ですか?」とか言います。
ラーテルKEI
なるほど。
岩熊
それを言われた当人は大変ですよ。まとめなきゃいけないから(笑)。
ラーテルKEI
はいはい(笑)。
岩熊
それまで頭の中に思い浮かんだものをそのまま、つらつら話していたことをまとめなきゃいけない。

そうすると人の頭は一段抽象化されるわけです。端的に言えば〝一段、頭が良くなる〟わけですよ。そこにこそ意味があるんです。

ラーテルKEI
〝頭が良くなる〟というのは、〝自分で答えが導き出せる〟という意味ですか?
岩熊
答えが導き出されることもあると思います。少なくとも、口に出したり文章に書いて表現する時に、〝整理〟はされるはずなんですよ。

私は婚活面談の時にアンケートを書いてもらうんですけど、文章が長すぎる時は「長いんで、3行でまとめてください」って返しますね(笑)。

ラーテルKEI
なるほど(笑)。でも女性って聞いてもらいたい生き物だから…それは結構な鬼ですね(汗)。
岩熊
聞いてもいますよ。本当は聞かないわけじゃないんですけど、聞いたうえで、「じゃあ、まとめるとどういうことですか?」って聞き返しますね。

そうするとその人にとっての〝問題点〟が明らかになるわけです。

 

1-2 悩みが解決するとは、原因の〝消失〟ではなく〝調和〟

岩熊
人の悩みが解決していく瞬間というのは、ほとんどの場合はその悩みの原因が〝消失〟することじゃないんですよ。

消失するケースもあるんですけど、それよりは、そこを問題視していた当人が〝どーでもよくなった〟と感じることの方が大事ですね。

ラーテルKEI
…その〝どーでもよくなる〟というのは、例えばどういうことでしょうか?
岩熊
例えば、毎日乗る通勤電車の同じ車両に、いつもブツブツブツブツ言ってるオヤジがいるとするじゃないですか。「あのオヤジがいるおかげで、毎日の通勤が苦痛で仕方ない」。これは悩みですよね?
ラーテルKEI
はい。
岩熊
「あんな奴、消えてくれればいいのに!」とか思うわけですよ。

でも人間そんな簡単に消えないじゃないですか。

でも、何か心の変化があって、そのブツブツ言ってたオヤジのことがまるで気にならなくなったし、そのブツブツがそもそも耳に入らなくなったと。

これが〝どーでもよくなった〟状態で、そうなることの方が大事なんです。なぜならその方が〝調和〟しているから

ラーテルKEI
なるほど!〝現状を変える〟ことではないってことですよね?
岩熊
そうです。より多くの人と〝一緒に生きていける〟ということですから、その方がいいんです。そのブツブツオヤジとさえ生きていけるんですよ。
ラーテルKEI
そうですよね。で、それは、婚活に置き換えるとどういうことなんでしょうか?
岩熊
例えば、「奢ってくれない男なんてサイテー!信じられない!」と思ってる女性がいるとして、そこにこだわっているってことは、何が原因かわからないけれど「奢ってくれない男なんてサイテー!」っていう刷り込みをどこかでされているわけですよ。
ラーテルKEI
あー、はいはい。
岩熊
でも「奢る奢らないって私は別にどうでもいいけどなぁ」って思える女性は、そこは問題じゃなくなるわけです。
ラーテルKEI
なるほど。つまずきのポイントは後者の女性の方が少なくなってきますよね。
岩熊
そうですね。言い換えれば、後者の女性の方が〝より多くの男性と調和して生きられる〟ということになるじゃないですか。
ラーテルKEI
確かに。

今の例え話から派生するのですが、私の友人からも、「日本の婚活、息苦しい!」とか「男ってなんなの!?」みたいな婚活関連の強い怒(いか)りの声を聞くのですが、怒る気持ちは勿論わかるんですけど、うまく言えないですけど、怒っているうちはそこで終わっちゃうような気がするんですよ。

岩熊
おっしゃる通りだと思いますよ。
ラーテルKEI
「なぜ自分は怒っているのか」という根っこの部分まで、自分でたどり着くしかないような気がします。

そういう婚活や男性に対する怒りを、岩熊さんにぶつけてくるご相談者も多いんじゃないでしょうか。

岩熊
以前の方が多かったですね。そういう人は最近減りました。
ラーテルKEI
その変化はなんでしょうか?
岩熊
〝岩熊は怖い〟というイメージが浸透してきたんでしょうか(笑)。

実際は違うんですけどね。あとは昔より今の方が〝余裕〟があるんだと思いますよ。

ラーテルKEI
あー、「他の選択肢もあるし別にいいや」っていう余裕ですかね。
岩熊
そうですね。結婚への同調圧力が減ってきたということはあると思いますね。

 

2. アラフォー婚活のつまずきの原因はどこ?

2-1 出会う前につまずくアラフォー婚活:ケース1

ラーテルKEI
次にアラフォー婚活のつまずきの原因についてお伺いしたいと思います。

今ここでは「彼から結婚というワードが引き出せない」等、すでにお付き合いしている人がいるケースはレベルの高い悩みとして、ここでは一旦除外しまして(笑)。

それ以前の〝出会う前のつまずき〟に関する2つのパターンに対し、それぞれアドバイスをお願いします。

岩熊
はい。
ラーテルKEI
1つは「会っても会っても、会いたい人に出会えない」パターン。

これは行動力のある人のケースです。

またそれ以前に「(オファーを)打っても打っても出会えない」パターンもここに入ると思います。

パワーはあるけど、男性との関係が一向に発展しない人たちです。

岩熊
その人たちはどこら辺まで進むんですか?
ラーテルKEI
例えば私の友人の場合は、ネット婚活半年の間に、300人以上にオファーして、自分が会いたい人には一人もリアルで会えてないそうなんです。

それで仕方なく、会いたいと言ってくれた男性20人くらいには一度お会いしたという感じです。

実際会ってみても、「やっぱり会いたい人じゃなかった」みたいな感じです。

岩熊
なるほど…。その会っても会っても出会えない、打っても打っても出会えない、そのどちらの人たちにも言えることですけど、彼女たちが〝会いたい人〟と言ってる男性の〝声〟が聞こえていないんだと思うんですよ。

もっとわかりやすく言うと、何が求められているのか〟が分かってないんだと思うんです。

ラーテルKEI
あー、それは客観性がないということですか?
岩熊
客観性というよりも相手の〝立場〟とか、彼らが〝求めるもの〟が見えてないんじゃないですかね。

例えば私が「16歳の女子高生と付き合いたい!」といくら声高に言ったところで、女子高生は来ないじゃないですか(笑)。

ラーテルKEI
笑!いや、わかりませんよ?
岩熊
まあ、もしかしたらオヤジ好きの女子高生はいるかもしれません。

で、その時、私がオヤジ好きの女子高生に響くだけの〝言葉〟を持っていればいいんですよ。

ラーテルKEI
なるほど。そういうことですね。
岩熊
さっき言われた人たちは、ターゲットとした男性の心に響く〝言葉〟を持ってないし、ひょっとしたら相手がどんな人なのかさえ分かっていない可能性が高いですよ。
ラーテルKEI
あー!そうかもしれません。

私のその友人に関して言えば、すごくビジュアル重視なので、男性の内面がどうのというのは、もしかしてあんまり考えていない可能性はありますね。

岩熊
ビジュアル重視でも構わないんですよ。

でも、例えばビジュアルを重視している男性の、状況とか求めるものとか嗜好するものが、彼女には全く見えてない可能性はありますよね。

ラーテルKEI
あー、はい…。
岩熊
そもそも〝ビジュアル重視〟というのが、どんなものなのかも彼女次第ですが、例えば、〝服はダサくてもいいけど、生まれつきの顔立ちが綺麗なのがいい〟のか、あるいは〝よくよく見ると顔立ちはそこそこでも、とにかくカッコイイ風にしているのが大事〟なのか。

その男性像によって求められるものも違ってくるはずなんですよ。

ラーテルKEI
なるほど…。つまり、そういう〝ビジュアル重視〟1つをとっても、〝自分は何が好きか〟を自覚することが大事ということでしょうか。
岩熊
そうですね。

細分化してみることが大事だと思いますね。「これがビジュアル重視なの!」と彼女は思っているかもしれませんけど、もしかしてそれは違うかもしれませんしね。

ラーテルKEI
この手の〝活動量は多いけどうまく行かない婚活にハマっている〟パターンについて、考える時思い出すのが、岩熊さんが以前より提唱されている3割3割の法則(※)についてです。

 

※3割3割の法則とは

ネット婚活において、「オファーを出した人のうち、返事が返ってくるのがせいぜい3割、返事が来た人のうち、デートにまでつながっていく人がせいぜい3割」という、岩熊氏が平均値に基づき導き出した法則。岩熊氏の3ヶ月コンサルでは、期間内で結果を出すために、少なくとも「月4人」の男性とデートすることを推奨しているが、そのためには、3割3割の法則に従うと、「最低でも月に45人」に自分からオファーを出す計算になる。

 

ラーテルKEI
活動量が多くても出会えない人たちは、いわゆる3割3割の法則を〝やってるつもりになってるだけ〟ということでしょうか。

別の表現をすれば、〝大量行動したからといって出会えるわけではない〟ということになるのでしょうか。

岩熊
3割3割の法則の前提として、〝ターゲットに響くプロフィールを書きましょう〟というのがあるんですよ。

それをしなかったらいくら活動しても無理ですよって話です。

ラーテルKEI
あー。そういうことですね。

ここでは活動量より〝ターゲットに響くプロフィールを書く〟ことの方がむしろ重要ってことですか。

岩熊
そういうことです。

大量行動のみでOKという解釈は、〝都合のいいところだけつまんじゃった〟感じですね。

 

2-2 出会う前につまずくアラフォー婚活:ケース2

ラーテルKEI
今までお話した大量行動パターン以外に、もう1つのつまずきとして、〝結婚したいのに婚活がしたくない〟という状況に陥ってしまうパターンがあります。

私はこれを〝婚活イヤイヤ期〟と勝手に呼んでいるのですが、これにハマってしまうと、〝結婚を望んでいるのに体が動かない〟という状況が続き、本人がとてももどかしくて苦しいんです。

私もこの時期が長く、辛かったです。
このタイプの人にはどういったアドバイスをされますか?

岩熊
結婚がしたいのに、婚活が嫌ですか…。
ラーテルKEI
「なぜ婚活が嫌なんですか?」と聞かれたら、恐らく表層的な感想としては、「知らない男性と会うのがキモイ、疲れる、メッセージのやり取りがめんどくさい」とかになるのですが、さらになぜそう感じるのかを掘り下げた時、私の場合は、婚活市場を〝ちっちゃな生けす〟だとイメージしたんです。

「こんな生けすで釣りしたところで、結婚したい人に出会えるわけないだろ!」みたいな気持ちがあって、その気持ちが捨てられない限り、本当の意味で体が動かなかった気がします。

そういう悩みは〝あるある〟なんじゃないかと思うんですけど…。

岩熊
いや結構、新鮮ですけどね。
ラーテルKEI
えぇ!そうですか…(汗)。
岩熊
「婚活したくない」とおっしゃる相談者さんはいらっしゃいますけど、じゃあその人の言う〝婚活〟というのが、どういうものなのかを聞き出す必要はありそうですね。
ラーテルKEI
どういう婚活かを聞き出す…。
岩熊
その人がイメージしている〝嫌な婚活〟とはどういうものかを聞いてみるんです。
ラーテルKEI
〝嫌な婚活〟…。例えばどういう…。
岩熊
例えばさきほど言われたように、「知らない男性と会うことが嫌」というのを厳密に解釈してしまったら、もはや知ってる男としか結婚できないということになりますよね。
ラーテルKEI
あーはい。

もしそうなら、「知り合いの中から結婚相手を探す」という次のステップに進める、というアドバイスですか?

岩熊
言葉を素直に受け取ればですけどね。でもそこじゃないんだろうなという気はしますね。
ラーテルKEI
え?そこじゃない…とはどういうことですか?
岩熊
〝知らない男性と会うのが嫌〟ってわけでもないんだろうな、と思ってます。
ラーテルKEI
…はぁ。じゃあ、その女性の真意はどこにあると思われますか?
岩熊
なんでしょうね…男性と会う時に〝安全〟が欲しいんじゃないですかね。
ラーテルKEI
安全…。
岩熊
〝安全〟とか〝お墨付き〟とか。
ラーテルKEI
あぁ!そうですそうです!〝お墨付き〟欲しいですね!(笑)
でもそんなの最もないですよね、ネット婚活なんて。
岩熊
そうですね(笑)。
ラーテルKEI
多分お見合いとかの方が、まだその点、安心感はあるかと思いますけど…。
岩熊
面白くなってきたなと思うのは、これまで〝お墨付き〟と思えてきたものが、そんなもの実は幻に過ぎなかったというのが、だんだん分かってきている世の中です。
ラーテルKEI
はい。
岩熊
そこが面白くなってきたな、と私は思ってます。いいぞもっとやれって感じで(笑)。

その幻想が崩れていく瞬間を見ると、いい時代だなと思いますけど。

ラーテルKEI
なるほど。
岩熊
今まで安全とか太鼓判を押されて大丈夫と言われてた大企業が、どんどんリストラしてるじゃないですか。最近ではメガバンクまでリストラを始めている。
ラーテルKEI
はい。
岩熊
じゃあ、どこにその〝保証〟とか〝お墨付き〟とかがあるんだって話で。
ラーテルKEI
それは婚活でも全く同じだよってことですよね?
岩熊
そうですね。だから結局、自分の〝眼力〟が大事ってことなんですよ。

 

2-3 婚活イヤイヤ期に潜む〝運命論〟

ラーテルKEI
今、個人的に気になっていることがありまして。「〝婚活〟という活動自体がとっても不自然だ」と思ってる女性が多い気がして、私の友人にも多いんです。
岩熊
はい。
ラーテルKEI
で、その人たちの共通点て何だろうと考えた時に、どうも〝運命論者〟が多い気がしていまして。
岩熊
はいはい。
ラーテルKEI
「運命の人がいるはず」または「ご縁はすでに決まっているはず」、「だからこんな活動するのはおかしい」みたいな考えなのかなと思うんです。

こういう人たちに対しては、どんな風に感じますか?

岩熊
そこにいい悪いの判断を私は持ちませんね。

運命を信じたくて、運命と心中したいのであれば、それが正しかったのかどうかを一生涯かけて証明したらいいんじゃないかなと思います。

その結果、誰とも出会えずに遂に死んでしまったということになっても、それは運命論と心中したということだから、結構な人生じゃないですかね。

ラーテルKEI
はぁーそうですか。

でもそういう「運命の人がいると信じたいんです」みたいなご相談はありませんか?

岩熊
そういう人はそもそも、私のところになんてきませんよ。

だって「運命の人がいる」って言ってるんだから、相談する意味がないでしょう(笑)。

ラーテルKEI
それもそうですね…(笑)。
岩熊
でも運命論者の話を〝本音〟として受け取らなくてもいいとは思いますよ。
ラーテルKEI
え…それはどういう…。
岩熊
「私には運命の人がいる」って本当に信じ込んでいるかというと、疑問ですよね。

信じ込めなくなってるから他人にあーだこーだ言うわけじゃないですか。

信じ込んでる人ってもっと自信満々ですよ。「大丈夫大丈夫!私には運命の人いるから!」って(笑)。

ラーテルKEI
ははは!確かにそうですね。でも私の友人たちはそういう感じではないですね…。
岩熊
そうでしょう?揺れてるんですよ。揺らいでしまった根拠を口に出してますけど、もう自信がなくなってる状況ですよ。
ラーテルKEI
確かにそんな感じもします…。
 
岩熊
強がりです。

 

3. アラフォーならではの悩み。そして、目指すべき〝結婚〟を考える

3-1 アラフォーならではの〝年齢の壁〟

ラーテルKEI
私が思う〝アラフォーならではの悩み〟が2つありまして。
岩熊
はい。
ラーテルKEI
1つは、私が42歳なので特に感じるのかもしれませんが、〝年齢の壁〟です。年齢って変えられないじゃないですか。

変えられないものを〝ネック〟に感じている人、「もう私こんな歳だから…」と思っている人に対して、岩熊さんなら何て声をかけますか?

岩熊
いや、特には…。

…なんで私が声をかけなきゃいけないんだと思いますけどね(笑)。

ラーテルKEI
確かに(笑)。でも、ご相談内容で年齢についての悩み、ありますよね?
岩熊
でも私はいただくご相談でも、相談の体(てい)をなしてないものには答えないです。

「私、年齢が壁になってると思うんです」で終わりにする人には、「ふ~ん、そうですか」としか答えません。

ラーテルKEI
え…それはどうして…。
岩熊
だってそう思っている人には、そういう人生になるべくしてなっちゃうじゃないですか。

自ら招いていることですよ。

ラーテルKEI
あー、なるほど。
岩熊
ウェイトリフティングをやってる人によく起こることなんですけど、100kgが壁になるらしいんですよ。

今まで順調に記録を伸ばしてた人も、100kg近くなるとバーベルが上がらなくなる。

でもアメリカ人にはその壁がないらしいんですよ。

ラーテルKEI
え?なぜですか??
岩熊
なぜかというと、アメリカは〝ポンド法〟だからです。

100kgをポンド法に直すと、何の意味もない、キリの悪い数字になるからです。

ラーテルKEI
おぉー!なるほど!!
岩熊
だからアメリカ人には〝100kgの壁〟はないんですよ。

代わりにキリのいい数字の〝○○ポンドの壁〟ってのはあるらしくて(笑)。

ラーテルKEI
面白いです!(笑)
岩熊
今の例が示していることは、結局〝自分が限界を作っている〟って話じゃないですか。

「私40だからもう無理」っていうのは、その思い込みを自分によって強化していることになるんですよ。

ラーテルKEI
はい。
岩熊
それをものともしない人っていうのは、「私はもう40で、こういう状況になっているから、じゃあこれを踏まえて出来ることは何かな」っていう考え方をするんですよ。
ラーテルKEI
なるほど…。〝意識したらもうそこ止まり〟ってことですよね。
岩熊
食われますね(笑)。

 

3-2 〝フツー〟が手に入らない恐怖

ラーテルKEI
あともう1つのアラフォーならではの悩みとして、〝フツー〟が手に入らない苦しみというのがある気がしています。

〝フツー〟というのは何かと言うと、〝結婚して、子供をもって、なんとなく4人位の家族を作る〟みたいなイメージのことですが、アラフォー、特に40代の独身女性には、〝フツー〟がない人生がだんだん現実味を帯びてくるんです。

「あ…私には〝フツー〟がもう手に入らないのかもしれない」と思った時に襲ってくる〝恐怖〟。

そこはかなり深い悩みだと思うんです。

そういうことに苦しんでいる女性に対しては、どう思われますか?

岩熊
なんとも思いません。
ラーテルKEI
え゛ぇ!!! 酷い…(涙)。
岩熊
私、よくサイコパス扱いされますけど(笑)。その悩みに対して何とも思わないです。
ラーテルKEI
な、なんでですか!?
岩熊
だってみんな他の人と同じ〝フツー〟のことして苦しい苦しいって言ってるじゃないですか。例えば通勤ラッシュの時、「苦しい苦しい」って言ってますよね?でもそれって〝フツー〟のことじゃないですか。
ラーテルKEI
あぁ…。〝フツー〟のことがそんなにいいことなんですか?っていう意味ですか?
岩熊
そうです。「働く時間が自由にならない、苦しい苦しい」って言ってますけど、それも〝フツー〟のこと。

「お給料が上がらない、苦しい苦しい」って言ってますけど、それも〝フツー〟のことじゃないですか。

ラーテルKEI
はい…。
岩熊
みんなと同じ方向を向いているから、手に入らないものっていっぱいあるわけですよ。
ラーテルKEI
…ということは〝人と違う方向を見ろ〟ってことですか?
岩熊
そうですね、見たらいいと思いますよ。
ラーテルKEI
そのアドバイスは結構厳しいですね…。
岩熊
じゃあ、〝フツー〟が手に入らないとして、それは〝フツー〟にやってるから〝フツー〟が手に入らないんじゃないですか。
ラーテルKEI
〝フツーより抜きん出ろ〟ってことですか?
岩熊
抜きん出ろっていうのは〝上に〟とは限らないですよ。〝下に〟いってもいいかもしれないし。
ラーテルKEI
え…下に…?
岩熊
〝フツー未満〟の生活です。何が上、何が下かと判断するのかはわからないですけどね。
ラーテルKEI
はい…。〝フツー〟という概念を考えてる時点で、それは苦しみになっちゃうよってことでしょうか?
岩熊
そこまでは言ってません(笑)。ただ〝フツー〟を全部満たしている人はいないわけですよ。

じゃあ、〝フツー〟っていうものが、全体の7割を指すとして、10項目全てフツーじゃなきゃいけないとしたら、確率何%になると思いますか?0.7を10乗してみてください。

ラーテルKEI
(すぐ諦めて)わかりません。
岩熊
(スマホで計算して)…2.8%です。フツーというものをたった10項目求めただけで、もう3%未満の人しか残らないんですよ。だから、その人が〝フツーじゃない〟と言っていることは〝フツー〟です(笑)。
ラーテルKEI
…なるほど。でもこれに関してはちょっと難しいです。多分、腹落ちするのに時間がかかる気がします。
岩熊
まあ、そうやって苦しんでる過程がいいのかもしれませんよ。

 

3-3 アラフォー女性の目指すべき結婚は?

ラーテルKEI
今日は、アラフォーならではの悩みや婚活でのつまずきについてお話を伺ってきましたが、そんなアラフォー女性たちが結婚を目指すなら、よく岩熊さんがおっしゃっている〝補完関係〟になれそうなお相手を探すというのが、一応のゴールになりそうでしょうか?
岩熊
いや、そこはゴールとは言えないですね。
ラーテルKEI
えっ!?そうなんですか!!??

…だってよく〝補完関係が大切〟っておっしゃってるじゃないですか…。

岩熊
〝補完関係〟みたいな話は、言うなれば〝お薬〟みたいなものですよ。

お薬ってどういう状況で出すかといったら、〝症状をみて〟この薬を出そうかな、と決めるわけです。

ラーテルKEI
…そうですよね。
岩熊
だから「どんな人にもこれを言っておけば大丈夫だろう」みたいな言葉は、かえって信用できないですよ。

だから「補完関係になれるお相手を探せ」というのも、絶対的な金言みたいに扱わない方がいいと思います。むしろ害にすらなると思いますよ。

ラーテルKEI
なるほど…。今の話から少し派生してしまうんですけど。

例えば〝恋愛至上主義〟の女性で、心トキメク男性じゃないと付き合えない、でも好きになる男性はいつも補完関係としては良くないみたいな恋愛を繰り返していて、結局結婚できていないケースの場合。

彼女が、「結婚相手は、心トキメかなくても補完関係や相性で選んだ方がいいのかな」と悩んでいたとしたら、「補完関係や相性よりもあなたが心トキメク人を選びなさいよ」というアドバイスになりますか?

岩熊
そうはなりませんね。
ラーテルKEI
え!ではどういう…。
岩熊
まずその人は〝恋愛至上主義〟というより〝トキメキ至上主義〟ですよね。

で、人間は年を取れば取るほど、トキメかないようになってるわけじゃないですか。だって一度通った道だし。

〝男の子と初めてするデート〟と、〝何十人もの男と付き合って、高級フレンチもさんざん奢ってもらった。そして今日もデートだ〟っていうのでは、〝既視感〟が違うわけじゃないですか。

ラーテルKEI
全然違いますね。
岩熊
トキメキ至上主義の人は、自ら立場を悪くしているようなものですよ。
ラーテルKEI
うーん、なるほど…。でも、その人たちってどうなっちゃうんでしょうか?〝トキメキ至上主義〟の行き着く先は…。
岩熊
〝誰もいない〟ってことになりやすいんじゃないですか。
ラーテルKEI
厳しいですね(汗)。
岩熊
事実だからしょうがないと思うんですけど。
ラーテルKEI
はい…。
岩熊
大事なのはそこに追い込まれた時に〝何ができるか〟だと思うんですよ。

今、トキメキ至上主義の人の首根っこ掴まえて「そんなことやめなさい」って言うつもりは全くなくて、「どうか絶望してください」って心ひそかに私は思うんです。

ラーテルKEI
あーーー。はい。
岩熊
その〝絶望〟がないと、「トキメキ至上主義のままではいられないんだ」ということがわからないじゃないですか。
ラーテルKEI
ほんとそうですね。
岩熊
だから誰も〝転ばぬ先の杖〟になる必要はないんですよ。転べばいいと思います。ラーテルさんだって転んだから「何か変えなきゃ」と思ったんですよね?
ラーテルKEI
そうなんですよ(涙)。
岩熊
転ばずして「変われ」と言われたって、誰も聞く耳を持たないんですよ。
ラーテルKEI
その通りです(涙)。
岩熊
転んだことで、「人の話に耳を傾けてみよう」ってなるわけです。だから、苦しんでるからって助けてやる必要はないんです。そのまま苦しめばいいんですよ(微笑)。

(おわり)

 

いかがでしたか?

終わり方がシュールですが(笑)、岩熊さんをご存知の方もそうでない方も、「なぜ岩熊さんがアラフォー婚活女性を結婚に導けるのか」そのエッセンスがたっぷり伝わる内容だったのではないかと思います。

特に婚活に悩んでいる方、停滞している方にとって、今回のインタビューが、何かを〝変える〟きっかけになっていましたら嬉しいです。

※岩熊さんの音声がたっぷり聞けるメールマガジンは、こちらから。

2 件のコメント

  • 岩熊さんにお会いしたことがありませんが、シュールなお人柄が良く分かる素敵な記事でした╰(*´︶`*)╯♡

    自律コンサルタントって感じで、婚活だけでなく人生に落ち込んでいる人全般に向いてそうな内容のコンサルは一度受けてみたい♪と興味をそそられました。

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    ラーテルKEI

    都内在住・アラフォーOL。36歳からあらゆる婚活をするも、一切成果が出ない「婚活地獄の3年」を経験。“徹底的な自己分析”の大切さに気付き、41歳でラストトライしたネット婚活で、わずか2ヶ月後、理想のお相手と出会って現在婚約中。“あの時教えて欲しかった!”今、私が思う情報を、悩める婚活女性にお伝えすべく鋭意発信中です!